ブログで不労所得をつくるには、
ブログのコンセプトをハッキリさせておく必要があります。
コンセプトが明確でないと、書く記事に一貫性がなくなり、
早い話、
になってしまうからです。
そうなると、
商品が売れにくくなったり、
読者さんがブログに再訪してくれなくなったりします。
そこで今回は、
「ブログのコンセプトを導き出すための5つの質問」
について解説していきます!
お品書き
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ブログのコンセプトが明確だと何が良いの?
コンセプトが明確だと、
ブログで伝える内容に一貫性が出ます。
すると、悩みにドンピシャの読者さんがブログに訪れたときに、
記事をたくさん読んでくれるし、

となって、固定読者さん(ファン)が増えやすいです。
結果的に、売上げが伸びたり、安定することにつながります。
事実、ブログで会社員以上の収入を稼いでいる人たちに共通しているのは、
誰にでもわかりやすいコンセプトで、
なおかつ、そのコンセプトに沿った記事ばかりのブログをつくっていることです。
逆説的に言えば、
「会社員の収入以上を稼ぎたいなら、コンセプトは明確にせよ!」
ということです。
とはいえ、コンセプトはブレても変わっても全然OK!
僕も今でこそ、
「サラリーマンを抜け出すための第一歩として、
副業で稼いでその後の選択肢を増やそう」
というコンセプトを見つけることができましたが、
ここにたどり着くまでに4、5回はコンセプトを変えてます・・・
それでも月2万稼げるようになれたわけなので、
コンセプトや信念はブレても変わっても、
それくらいは全然稼げます!
というかブログ初心者さんの場合、
99%途中でコンセプトや信念が変わるとおもいます。
ビジネスやってくうちに、
かならずあたらしい発見があるからです。
(もちろん前向きな、です)
もちろん、軸がブレないのが理想ではあります。
でも、やりながらじゃないと見えてこない部分もあるし、
さいしょに決めたコンセプトに縛られる必要もありません。
あたらしい発見があったら、
そのときに悩み、方向転換すればいいでしょう。
そうはいっても、

っていうのがホンネだとおもいます。
そこで登場するのが、例の“5つの質問”です。
ブログのコンセプトを導き出す、5つの質問とは?
- Who(誰か書くのか?)
- Whom(誰に向けて書くのか?)
- Where(どこへ連れていくのか?)
- How(どのようにして連れていくのか?)
- Why(なぜそれをするのか?)
この質問の答えを1つずつ考えていけば、
あなたのブログのコンセプトが見えてきます!
①Who(誰が書くのか?)
まずは、ブログはどんな人物が書いているのか?
つまり、
「あなたはブログで、どんな情報を発信するのか?」
を明らかにします。
セオリー的には、あなたの「つよみ」を発信していくのがいいです。
今まで取り組んできたもので、以下のようなものはありませんか?
- つよく悩んできたこと
- 時間を費やしてきたこと(遊びでもOK)
たとえば、
- 受験勉強
- スポーツ
- 芸術(音楽、イラストなど)
- 資格
など、誰でも何かしらのつよみは持っているはずです。
つよく悩んだり、時間を費やしてきたということは、
あなたはその事柄について、人よりも詳しいと言えるでしょう。
基本的にはブログでは、その事柄についての情報を、
「同じ悩みを持つ人に向けて発信していけばいい」
ということになります。
何らかの成果が出ていれば、なお良いです。
(例:大会で入賞、●●大学に入学など)
つよみが見つからない場合
もし、つよみが見つからなくても、
あるいはつよみを持っていても、今現在は興味がないなら、
“今”興味のあることについて勉強しながら、
その経過や体験を発信してもいいです。
僕もブログやビジネスについてなんて知識ゼロでしたが、
興味はあったので、それらについて学びながら発信していったら、
月2万円稼げるようになりました。
というように、ブログで発信してきたことがそのままつよみになっていくので、
今は「コレ!」というつよみがなくても大丈夫です。
ブログ…というかビジネスの基本は、
「お客さんのお悩み解決」
なので、レベルの差はあれど、
何らかの悩みが解決できる情報が提供できようになっていけば、
稼げるようになるからです。
②Whom(誰に向けて書くのか?)
つぎに、誰に向けて書くのかを決めていきます。
それはもちろん、
「読者さんに向けて」
なのですが、それではふじゅうぶんです。
もっと細かい人物設定を決めなければいけません。
そうじゃないと読者さんに、

とおもってもらえず、
反応の薄いブログとなってしまいます。
たとえば、僕のブログの場合、
以下のような人物を想定して記事を書いています。
- 30〜40代既婚男性
- 各種ローンの支払いに苦しんでいる
- それなりに会社に貢献してきたが、努力が報われないし、
同じことのくり返しに嫌気がさしてきた - このまま会社にいても給料も上がらないことが見えてきて、
定年まで働くことに疑問を感じている - 毎日毎日会社と自宅の往復の日々で、
パートナーや子どもとの家族の時間が満足に取れない - 上記の悩みから、「もっと稼ぐにはどうしたらいいか?」
「サラリーマンから抜け出す方法はないか?」と模索している
じつはこれ、僕の素性や過去の僕が考えていたことを並べただけです。
つまり僕は、「過去の自分へ向けて」ブログを書いているということです。
これも「誰に向けて書くのか?」への立派な答えとなります。
過去の自分に向けて書くのが、僕もそうでしたし、
ブログ初心者さんは取り組みやすいのかなとおもいます。
こういう具体的な人物像に向けて記事を書くと、
読者さんからの共感や反応が得られやすいです。
ちなみにこの「具体的な人物像」のことを、
ビジネスの世界では「ペルソナ」と呼んでいます。
これから良く聞くことになる言葉ですので、
別記事にくわしく書きました。
③Where(どこへ連れていくのか?)
つづいて、
Whomで決めた人物(ペルソナ)を、どこへ連れていくのか?
ということを決めます。
つまり、
「読者さんをどこへ連れて行くのか?」
というゴール(目的)のことですね。
僕のブログの場合は、
「副業で月10万円の不労所得を稼げるようになって、
その後の選択肢を増やす(転職・さらに稼いで起業等)」
というゴール設定です。
これが明確でないと、軸がブレ、
何について書いているかわからなくなって、
読者さんの反応が薄くなります。
ゴールを決めるのには、2つポイントがあります。
- ゴールまでの距離はどれくらいか?
- ゴールまで行けそうかどうか?
ゴールは近すぎてもダメだし、遠すぎてもダメです。
たとえば「月1000円稼ぐ方法」なんて聞くメリットもないですし、
「月100万円稼ぐ方法」だと遠すぎです。
ゴールが遠すぎると、

とおもわれてしまうので、読者さんがついていけなくなります。
僕もつい最近まで「月100万円稼ごうぜ!」なんて語ってたんですが、
やめました。
だって当の本人が月100万円稼いでないですからね(笑)
説得力なさすぎでした。
④How(どのようにして連れていくのか?)
つづいては、
読者さんを、どのようにゴールへ連れていくのか?
その具体的な方法を決めます。
- ブログの記事でゴールまで導くのか?
(具体例:月10万円稼ぐノウハウ) - 誰かのサービスを紹介してゴールまで導くのか?
(具体例:転職サイト) - 自分のサービスを販売してゴールまで導くのか?
(具体例:オンラインサロン)
ノウハウを発信する場合は、
そのノウハウに価値があるかどうかを客観的に判断する必要があります。
その答えを知る質問は以下です。
「10万円払ってでも、そのノウハウを買いたいか?」
この問いに「イエス」と客観的に答えられるなら、
それは価値のあるノウハウです。
実際に10万円で売っても、売れます。
手元に発信できるノウハウがない場合は、
- 体験をもとに発信していく
- 誰かのサービス・商品を紹介する
このどちらかが良いでしょう。
⑤Why(なぜそれをするのか?)
どんな情報を発信するのかを決めたら、さいごに、
なぜその情報を発信するのか?
を自問自答します。
・・・って、そりゃもちろん、
「稼ぎたいから」に決まってますよね!
ぶっちゃけ、月2万円まではそれで大丈夫です。
でも、そこから先は、どうやらそういうわけにはいかないようです。
僕の場合、
「サラリーマンを抜け出したい人が、
その第一歩として副業で稼げるようになることをサポートする」
的なミッションが必要な段階に来ています。

とおもうのはごもっともですが、
自分のことだけを考えて月10万円稼げるほど、
ビジネスの世界は甘くはありません。
ビジネスには相手がいるので、
まず相手をハッピーにできないと、
結果的に自分もハッピーにはなれないのです。
あまり意識することはないですが、
この点においては、サラリーマンの仕事だっていっしょです。
まったく成果を出せない社員に、
給料を払いたがる経営者なんていないですからね。
まとめ:5つの質問をくり返せば、コンセプトは固まっていく
コンセプトはできるだけブレないほうがいいですが、
さいしょのうちはブレてしまうのも仕方がありません。
記事が増えてくるときっと、

と不安になるとおもいます。
その都度5つの質問を振り返って、
コンセプトが合っているかどうか確認するといいでしょう。
- Who(誰か書くのか?)
- Whom(誰に向けて書くのか?)
- Where(どこへ連れていくのか?)
- How(どのようにして連れていくのか?)
- Why(なぜそれをするのか?)
ブログのコンセプトが明確になったら、つぎは、
「どんな記事を書いていけば、読者さんから反応が得られるか?」
を知りましょう!
ブログの本質かつ、ブログ運営の超基本でもあります。
ゴミ記事を量産し、時間をムダにしてしまわないためにも、
かならず確認しましょう!
ではまた(`・ω・´)ゞ
「何のブログかわからない状態」