「なんかさいきん、仕事に集中できなくなってきた気がする・・・」
「これってもしや・・・アレのせい!?」
いいえ、そのせいではありません。
原因は別にあります。
ちなみにアレとは「年齢」のことです😇
もくじ
仕事に集中できない3つの原因
あなたが仕事に集中できない原因は、おもに以下の3つです。
- マルチタスク
- 集中できない環境や立場
- 仕事への飽き
マルチタスクになっている
入社して年数が経ち、できる仕事が増えれば増えるほど、とうぜん受け取る仕事も増えていきます。
いくつものタスクを同時にすすめることを「マルチタスク」と言いますが、そのような器用なことができるようになっているかもしれません。
しかしそのマルチタスクこそが、仕事に集中できない原因となっている場合があります。
マルチタスクで仕事をすすめると、「あれもやらなきゃ。これもやらなきゃ。」と、注意力が散漫になります。
注意力が散漫になると、やらなきゃいけないことをうっかりわすれてしまったり、確認が甘くなったりなど、普段ならしないようなミスをする原因に。
仕事が終わるのがいつもより遅くなったりするなど、パフォーマンスの低下を招きます。
仕事をしてる感はありますが、じつは集中できていないんですね。
集中できない環境や立場にいる
オフィスの温度が暑すぎる、寒すぎるなど、仕事をする環境が快適でない場合にも、とうぜん集中力が落ちます。
「暑い、寒い」に意識が奪われてしまうからです。
ほかにはメールやチャットなどの通知。
こういった「お知らせ」の類いも危険です。
「画面の端で通知ウィンドウがチカチカと点滅し続ける」
「画面の中央に通知ウィンドウがバンッ!と出てくる」
こういうことが起こると、せっかく集中していたとしても、集中が途切れてしまいますよね。
部下を持っていたり、プロジェクトリーダーをやっていたりなど、ひとから頻繁に話しかけられる立場にいる場合も要注意。
話しかけられるたびに集中が途切れてしまうからです。
これが慢性化すると、話しかけられないときさえ集中できなくなっていきます。
同様の理由で電話もあまりよくありません⚠️
仕事に飽きてきた
仕事に集中できないもっともシンプルな原因として、「仕事への飽き」があげられます。
特にルーチン化した定型業務ばかりおこなっているひとは、仕事に飽きやすいでしょう。
現代の仕事はとことん細分化されているので、ルーチンワークばかりのひとも多いかもしれませんね。
そりゃ何年もおなじ仕事やってたら飽きますよね😂
経験上3〜5年おなじことやってると、別の仕事をやりたくなってくるものです。
「もっと早く、もっと効率的に」など、仕事のやり方を改善してるうちはいいものの、そのやり方が確立されてくると飽きてしまうんですね。
以上、仕事に集中できない原因のおもな3つを解説しました。
つづいて、それぞれの解決策をご案内します。
仕事に集中するにはどうしたらいい?原因別の対策
さきに述べた仕事に集中できない原因別に、対策を立ててみました。(ほぼ経験談)
- シングルタスクを徹底する
- 集中できる環境を意図的につくる
- 作業の目的をハッキリとさせる
ではまいりましょう。
シングルタスクを徹底する
マルチタスクが原因で仕事に集中できないあなたにはこちら。
マルチタスクとは対照的に、どれだけ仕事がたくさんあってもけっして平行してすすめず、ひとつずつ着実にこなしていくのが「シングルタスク」です。
目の前のひとつのタスクに集中することで、余計なことに思考や集中を奪われなくなります。
結果的に、マルチタスクで並行してすすめていたときよりも、複数の仕事を早く終わらせることが可能です。
ポイントは、優先度高/低、緊急度高/低の2×2マトリクス表に仕事を分類し、重要な仕事から順に処理していくこと。
このマトリクスは「仕事のやり方」的なセミナーで語られることの多いやつですね。
実際、どんな仕事にも有効だとおもいます。
「オレ、仕事デキるぜ!」感を楽しみたいひとは、引き続きマルチタスクでオッケーです😎
集中できる環境を意図的につくる
職場の環境や立場が原因で、仕事に集中できないあなたにはこちらの処方箋。
まずは職場の温度について。
エアコン温度が会社の謎ルールでつけられない、変更できないとかなら、自分で快適装備をそろえましょう。
夏だったら扇風機や冷却パッド的なアイテムを持参したり、ワイシャツをポロシャツに変えてみたり。
冬だったら暖房機やひざ掛けを用意したり、ヒートテック的なインナー、タートルネック系の服(首、手首、足首の3首をあっためると良いので)を着てみたり。
会社のルールなんてのは、期待しても変わりません。
変わらないものをムリに変えようとしたり、期待するのはやめ、変えられること(自分の行動)に目を向けましょう。
つづいてメールやチャットなどの通知。
- 通知の点滅がけっこうウザいので、点滅しない設定に変えられるなら変える
- ポップアップウィンドウも出てこないようにする
これだけでも集中力を削がれることが少なくなります。
パソコンをつかわない考えものをするときなどは、いっそパソコンを閉じておくのも効果絶大。
でも、急ぎの仕事の依頼が来たら?
本当に急いでいる場合、依頼したほうは相手がリアクションしてくれないと不安なので、あの手この手(たとえば電話)をつかって連絡してくるはず。
そうしてこない場合、そこまでの急ぎではなかったということ。
状況にもよりますが、「1〜2時間に1回メールを確認する」などのマイルールを決めておけば、致命的な対応遅れは発生しないでしょう。
それでも万が一対応が遅れた場合は、「ゴメンナサイ」と言えばいいのです。
「もし〜〜が起こったら?」という思考こそが、あなたの集中力をにぶらせています。
1%〜数パーセントしか起こらない可能性は捨て、集中力を高めましょう。
というか頻繁にメールを確認しないければならないほど、急ぎの仕事ばかりだとしたら、精神的ストレスがハンパないとおもいます。
ストレス耐性が高くないなら、職場をうつる(異動・転職)ことも考えたほうがいいでしょう。
つづいて立場上、ひとから多く話しかけられる場合と、電話。
・・・これはどうにもならなさそうですね。
話しかけるなオーラを出しとくくらいですかね?
嫌われたり孤立したりしそうですがw
そもそも、ひとりで黙々と作業をすすめたい、いわゆる「職人気質」のひとには、組織でチームを組んで働くスタイルは肌に合ってないかもしれません。
作業の目的をハッキリとさせる
さいごに、飽きが原因で仕事に集中できない場合の対策。
「作業が単調で飽きる」というのはもちろんですが、作業の目的が見えないことが、飽きにつながっている場合もあります。
この場合、「何のために、誰のためにやっている作業なのか?」を明確にすることで解決する場合があります。
「この作業は、お客さんの命に関わる重要な作業だ。じゃあ頑張ろう。」
「この作業が終わらなかったら、○○さんが困ることになる。じゃあ頑張ろう。」
というように目的を明確化すると、不思議と集中できたりするもの。
人間は「他者貢献」が好きな生きものなのです。
対策しても仕事に集中できないなら、人生の転換期かも?
「どれだけ対策を講じてもムリ」
「そもそも対策を講じる気力すらない」
このような場合は、あなたがいまの働き方に潜在的に疑問を感じている証拠かもしれません。
人生の重大な分岐点にいる可能性があるということです。
いまの仕事を続けるのか、転職するのか、あるいは起業を目指してみるのか。
いろいろと思考をめぐらせてみてもいい頃合いかもしれませんね。
ではでは(`・ω・´)ゞ
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