記事の内容のレベル
読者さんをクスッと笑わせたいブロガーさん向け


というわけで、
面白いブログ記事の書き方
をご紹介しますね。
ぼくが追及してるのは、「クスっと笑える」タイプの面白いなので、
それ以外の面白さに関しては言及しません。
あしからず。
お品書き
ユーモアのセンス?ノーノー、ナンセンス!
ありがたいことに、ぼくの書いた記事を、
「ユー、センスがあるネ」
とツイッターで言ってもらえたこともあります。
が、これについては見てくれた人が決めることなので、
どうこう言いません。
それに、ぼくはどうやら、「ナンセンス」を追求してたみたいなんです。
ナンセンスって、
❌センスがない
って意味でつかわれることが多いですよね?
でもこれは誤用で、
🟢無意味な、ばかばかしい
が正用です。
言葉としての意味はそうなんですが、
ナンセンスという言葉を文学・芸能にもちいる場合は、
常識や論理性を無視した
って意味になるらしいです。
(「笑いのこころ ユーモアのセンス」織田正吉著より)
つまり、
常識[センス]から外れた
って意味で、“ナンセンス”と・・・。
ブログもある種の文学なので、
そういう意味でつかうのであれば、
ぼくの記事にはナンセンスがいっぱいでした。

・・・と、いうわけで、
ナンセンスをどう表現してきたかを、
可能なかぎり論理的に解説したいとおもいます。
文章(会話)のナンセンス
ぼくはブログでキャラクターにツッコませるとき、
日常会話や、芸人さんが漫才でやるような、
起こったできごとに対してまんまツッコむ
という、
- 常識的
- 秩序的
- 論理的
なツッコミはしないように、
チョ〜気をつけてます。
コレ、会話なら面白いんですが、
文字に起こしたとたんに平凡になってしまうからですね。
常識的なツッコミが面白いのは、
そのフレーズ自体が面白いんじゃなく、
- 声色
- 声量
- テンポ
- 動作
- 雰囲気
が音や映像として伝わるからだとおもいます。
しかし、ブログの場合はそうはいきません。
なにせ文字と画像の2次元ですからね。
たとえば、「世界観が大事だ」というテーマの記事のなかで、

ずーかま
その世界観ですね。

・・・と言うと、「尾崎世界観」さんでしょうか?
↑とおっさんがボケる会話があります。
これに対して、常識的なツッコミをするとどうなるでしょうか?

ずーかま
その世界観ですね。

・・・と言うと、「尾崎世界観」さんでしょうか?

ずーかま
それ歌手やん!


ずーかま
ですよね?
そこで、ナンセンスを発動するとこうなります。

ずーかま
その世界観ですね。

・・・と言うと、「尾崎世界観」さんでしょうか?

ずーかま
そうなってくるとキノコですね。

人・・・ではないのでしょうか?

論理性はまったく無視して、「キノコ」というワードを栽培してやりました。
ツッコミというより、ボケにボケを返した感じですね。
「キノコですね」
ってボケが来たら、
「それ髪型の話!」
とかって常識的にツッコミたくなるんですが、そこはグッとこらえて、
「人・・・ではないのでしょうか?」
とさらにボケを返します。
で、ここまで来てようやく、
「あ、髪型の話ですね」とオトします。(常識的なツッコミをする)

↑もしそう感じる場合は感性が違うので、
あなたを笑かすのはあきらめるしかなさそうです。
オチ自体をなくしてしまうこともあります。
「オチがない」というナンセンス
ですね。
・・・って、
感覚的に書いたことを解説するのはなんだか滑稽なんで、
このへんで終了していいっすか?
ユーモアはカエルと似ている。
解剖すると死ぬ。
・・・って、マーク・トウェインが言ったとか言わないとか。
画像のナンセンス
画像は、「非日常世界」というナンセンスを表現しやすいです。
たとえば、
おっさんを恐竜に食わせたり
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

おっさんが亀と融合したり
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ハエに扮したおっさんがフライアウェイしたり
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


常識(日常生活)ではありえないことが、目のまえでくり広げられている・・・
それだけでもう、おかしさを感じてしまいませんか?

ずーかま
え?感じない?
やっぱりあなたを笑かすのはムリですね。
もうブラウザ閉じてもらっていいっすか?
セオリー破壊としてのナンセンス
「ライバルに勝つ」という記事で「カツサンド」を登場させたり
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

差別化の記事で「キャベツをかぶったおっさん」を登場させたり
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

「導入文の書き方」の記事で「背負い投げをするおっさん」を登場させたり
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

↑あ、すべてブログ記事の導入文で起こったことです。
読者さんの悩みに共感して・・・
ってのが導入文のセオリーですが、
その「セオリーをブチ壊す」って意味でのナンセンスさですね。

とはいえ、ブログ記事のテーマとまったく関係がないわけではなく、
- 勝つ→カツサンド
- 差別化→キャベツ化
- セオリーを無視する→背負い(セオリー)投げ
というように、言葉遊び的に発想をふくらませているのがコツです。

ただのオヤジギャグじゃん。

ずーかま
・・・って言われましたけどね。
まったく関係のないくだりを突如挿入しても、
それはそれで面白いですけどね。
たとえば、ぼくのお気に入りがコチラ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


↑これをつかったときは、マジで前後の文脈関係なくブチ込みました。
ただ、こういう飛び道具は何度も登場させると効果が弱まるので、
基本、1〜2記事の使用にとどめてます。
アップデートして再登場させるのは許してます
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ナンセンスのポイントは、違和感と裏切り
ナンセンスな表現が、
- 面白おかしくて
- クスっと笑える
のは、
- 違和感
- 裏切り
↑この2つのポイントを押さえているからだとおもいます。

ずーかま
その世界観ですね。

・・・と言うと、「尾崎世界観」さんでしょうか?

ずーかま
(いやそれ歌手やろっ!・・・やろっ・・・やろっ・・・)
↑って心のなかで無意識にツッコんでるうちに、
突如死角から「キノコ」が放り込まれる。

その裏切りが違和感を生み、
おかしさからクスっと笑ってしまう。

・・・みたいな?

・・・え?

ナンセンスとセンスの往復ビンタ
とはいえ、記事全編をナンセンスで構成すると、
ただただあたまがおかしいだけの、
まったくない秩序のない記事になってしまいます。
なので、ナンセンスを発動したら、
すぐにセンス(常識)に戻してます。
何ごともなかったかのように本文に戻ると、
それはそれでおかしさが生まれたりするんですよね。
ナンセンスとセンスの間を往復してもらうことで、
まるでジェットコースターに乗ってるかのようなある種の興奮状態を誘い、
つぎへつぎへと読みすすませる効果もある・・・

ずーかま
・・・と、勝手におもってますがなにか?
終章: ナンセンスを意図的に生み出して、面白いブログ記事へ!
ナンセンスを表現するために必要なのは、才能なんかじゃなく、
ルールや縛りから解放された状態になること!
見渡せば理路整然とした記事ばかり・・・
そんな面白味が欠ける状況になっているのは、
みんなルールや縛りのなかで記事を書いているからです。
ぼくも3年そうしてきました・・・
けど、
もっと自由に書いたら、ひょっとして面白いブログ記事になるんじゃないか?
と思いついたのがキッカケで、
いざ自由に書いてみたら、手ごたえアリアリでした。
ブログやってる時点でナンセンス
でやんす。
せっかくならもっとセンス[常識]を破壊して、
ナンセンスを生み出していきましょうぜ!




※ただいま募集は受け付けていません。
※というかさいしょから受け付けていません。
この記事を書いたことで、
カエルが死ぬんじゃないかとおびえながらも、
誰かの参考になればとおもい、
公開するのであった・・・

ではまた!(`・ω・´)ゞ
フェーーーィ!
教えませェェェん!!!
うぜェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー