起業の不安第1位は「借金」→ところが実態は、87.7%が無借金!

 

「起業はリスクが大きい」

 

起業を語る際に、
かならずと言っていいほどあげられる不安です。

 

そのリスクのなかでも、
じつに81%もの人がおそれているのが、
「借金」に関するリスクです。

 

起業失敗時に考えられるリスクで不安なこと(複数回答)

  • 81.0%:借金や個人保証を抱えること
  • 75.4%:事業に投下した資金を失うこと
  • 66.8%:家族に迷惑をかけること
  • 65.6%:安定した収入を失うこと
  • 41.1%:関係者(従業員や取引先など)に迷惑をかけること
  • 35.3%:信用を失うこと
  • 28.5%:再就職が困難であること
  • 23.8%:事業がうまくいかずやめたくなった場合でも、
    なかなかやめられないこと
  • 18.3%:再起業が困難であること
  • 11.8%:地位や肩書を失うこと

 

2017年度「起業と起業意識に関する調査」
日本政策金融公庫研究所(JFC)より筆者再編

 

ところが、フタを開けてみると、
起業家全体の87.7%は借り入れをしていないという事実が!

 

借金しないなら、
言うまでもなくリスクはありません。

 

このように起業に関して、

「イメージと実態」

がことなることが少なくありません。

 

そのことが原因で、
起業に過度なマイナスイメージを抱き、
人生をよくする機会を逃してしまってはもったいない!

 

というわけで、

「起業に関するイメージと実態の違い」

を、データにもとづき明らかにしていきます。

 

 

起業に失敗したら、借金を負うのでは?

実態
  • 起業家全体の87.7%が借り入れなしで起業
  • 48%の起業家は、100万円未満の少額資金で起業

 

参考にしたデータは以下です。

 

起業時の金融機関借入の有無

 

起業時にかかった費用

 

資料引用:2017年度「起業と起業意識に関する調査」
日本政策金融公庫研究所(JFC)より(以下おなじ)

 

「でもさ・・・
貯金があったから借金しなくて済んだんじゃないの?」

 

っておもいました?

賢いですね!
もちろん、そういう人も含まれた数字です。

 

とはいえ、高額な資金が必要な起業は、
今や時代遅れとなりつつあります。

 

起業家の約半数(48%)は、
100万円未満の少額資金で起業しているからです。

 

ひと昔まえとくらべて、

「起業の敷居はかなり低くなった」

と言えます。

 

たしかにひと昔まえは、
お店を構えて商売をスタートするという起業が一般的でした。

 

その場合には開業資金が必要だったため、
資金が膨らむのも必然でした。

 

しかしインターネットの発展により、
パソコン一台でビジネスができる土台ができたのです!

 

パソコン一台なら、10万円程度で買えますよね?

 

また物流の商売(物販)でも、
Amazonやメルカリなどの取引の場がひらかれたことで、
個人がお店を構える必要がなくなり、
仕入れ資金だけで済むようになりました。

 

このように100万円未満・・・と言わず、
0(※)〜20万円の少額資金で起業できる時代なのです!

※すでにパソコン持ってたら0円ということ。

 

以上により、

 

起業に失敗しても、借金を負うリスクはありません。

 

似たような不安に、

「起業のために費やした資金が失われるのではないか?」

というものがあります。

 

仮にそうなってしまったとしても、20万未満の少額資金であれば、
事故った車を直すよりも被害は少ないでしょう。

 

起業したら、サラリーマンのような安定収入を失うのでは?

実態

起業家「うん、安定しないよ」

 

起業家に抱くイメージ

 

「え、安定しないのかーい!」

とツッコミを入れたくなるとおもいます。

 

 

たしかに、

「安定か安定じゃないか?」

という問いなら、
そりゃあサラリーマンのが安定という答えになるでしょう。

 

だらだらと仕事をしていても、
毎月決められた額の給料をもらえますからね。

 

しかし、「収入の額」という指標をくわえると、
とたんに見方が変わってきます。

 

起業家の「現在の月商」を示したグラフが以下です。

 

起業家の現在の月商

 

このグラフによると、
じつに過半数(50.2%)の起業家が、
月に50万円以上の収入を手にしていますね。

 

月に500万以上も稼ぐ起業家も、全体の12.4%にのぼります。

 

それに対し、以下の分布のとおり、
月収50万(年収600万)以上稼ぐサラリーマンは、
全体の30.56%にとどまります。

 

年収2000万(月収約170万)以上に絞ると、
わずか0.9%しかいませんね。

 

2019年度男性サラリーマンの年収分布

 

2018年 国税庁「民間給与実態統計調査」をもとに、
nensyuu.netさんがまとめたものを抜粋

 

このように客観的にみても、
やはり「起業家はサラリーマンより稼げる」という事実があります。

 

で、肝心の「安定か安定じゃないか?」という話ですが、
たとえば、月200万稼いだ翌月、
その10分の1である月20万に売り上げが落ちたとしましょう。

 

こういうことはあり得るし、
たしかに安定じゃないかもしれません。

 

でも、もしあなたが月20万稼ぐサラリーマンだとしたら、
月200万稼いだら、それで10ヶ月分の給料です。

 

これって、10ヶ月の猶予が与えられたのと
おなじことですよね?

 

その10ヶ月のあいだに、
またつぎの稼ぐネタを用意したりすればいいわけです。

 

そもそもサラリーマンだって、
雇用が非常に不安定な時代です。

 

会社が倒産したり、非情にもリストラされたりして、
翌月収入ゼロなんてこともあり得なくはないですよね?

 

だったら、
起業して月200万稼げるのだとしたら、
そっちのほうがいいとおもいませんか?

 

それに実際には、
自力で月200万稼げるスキルを得た人が、
いきなり収入が10分の1になってしまうことは考えづらいです。

 

そういう状況におちいってしまうのは、
何の知識も持たず、
ラッキーパンチで稼いで起業してしまった人などでしょう。

 

ちゃんとした知識を持ってさえいれば、
必要な生活費分を稼ぐことは可能です。
(メール一通でウン十万という世界も実在するので)

 

似たような不安に、

「家族に迷惑をかけるのでは?」

というのもあります。

 

しかしこの場合にも、
会社が倒産したり、リストラされてしまったときのほうが、
よほど家族に迷惑をかけることになるでしょう。

 

真の安定とは、収入が安定していることではなく、
収入がゼロになってもまたすぐに稼げるスキルを持つこと!

 

これこそが起業家に必要なスキルであり、
そのスキルさえ身につければ、
収入が不安定さが生活の不安定さに直結することはありません。

 

ビジネスのアイデアが思いつかない

実態
  • 起業に必要なのはアイデアではなく、
    マーケティングの知識
  • そのこと(起業に必要な知識)を知らない人は68.8%
    (あまり知らない・ほとんど知らないの合算)

 

起業に必要な知識を知っているかという質問の回答

 

「起業ねぇ〜、ビジネスのアイデアがないなぁ…」

 

僕の友人もこう言っていましたが、
アイデアを思いつかない理由はカンタンで、
起業に必要な「マーケティングの知識」が、
圧倒的に不足しているからです。

 

  • どうやってお客さんを集めて、
  • どうやって商品を欲しいとおもわせ、
  • 商品を買ってもらうか?
    (リピートしてもらうか?)

 

といったマーケティングの知識がまったくないのに、
起業のアイデアを思いつくはずがないのです。

 

というかそもそも、アイデアなんて不要です。
マーケティングの知識があれば、

 

  • お客さんを集めることができて、
  • 商品を欲しがらせることができて、
  • 商品を買ってもらえて、お金を稼ぐことができる

 

からです。

 

起業に必要なのはアイデアではなく、マーケティングの知識

 

このことに気づける環境にいるのが、
マーケティングに日常的に接する機会のある営業職でしょう。

 

マーケティングの知識と起業とに、
浅からぬかかわりがあることは、
営業経験のある起業家が多いことからもうなずけます。

 

起業家の営業職経験の有無

 

起業に失敗したら、再就職が困難なのでは?

実態

起業に必要なマーケティング(集客・販売)のスキルは、
市場からのニーズが高い

 

起業して(あるいは副業で)お金を稼ごうとおもったら、
先述したマーケティングの能力が必要です。

 

つまり、その能力を副業などをしながら身につけながら、
起業を目指すことになるのですが、
何も副業・起業だけにマーケティングが必要なわけではありません。

 

どんな業界、職種でも、
新たな市場を切り開いていく、
マーケティングの能力を持った人材が必要とされています。

 

しかし下記に示すデータのとおり、
そういった人材が企業内にいないというのが、
喫緊(きっきん)の課題のようです。

 

企業の抱える

引用:中小企業庁 2015年度「中小企業白書」概要より

 

いっぽう、副業で稼いでいく過程で、
マーケティングの能力は自然と身につき、磨かれていきます。

 

  • 企業はマーティングの能力を持った人材を欲していて、
  • 起業を目指す過程でそのマーケティングの能力が磨かれる・・・

 

よしんば起業に失敗したとしても、
活躍できる再就職先は、
いくらでも見つかりそうじゃないですか?

 

近代のマーケティングでは、
おもにITツール (ブログ、ツイッター、インスタグラム、YouTube等々)
をつかってお客さんを集めます。

 

ITの市場規模は年々拡大しているので、
マーケティングができる人材は、
今後も中・長期的に必要とされるでしょう。

 

起業を目指す過程でマーケティング能力を磨けば、
企業からは引く手あまたの人材となれる

 

もし、マーケティング系の仕事にありつけなかったとしても、
サービス業や現場系の仕事は、
相変わらず人材不足が顕著なようです。

 

職業別有効求人数

厚労省「一般職業紹介状況」より、中小企業庁作成(2017年度「中小企業白書」)

 

やりたいかやりたくないかはおいといて、
再就職が困難ということはないでしょう。

 

従業員の確保がむずかしそう

実態
  • 従業員は自分1人だけ:66.1%
  • 自宅で営業:62.8%

 

 

「起業=従業員を雇って経営者になる」

というイメージがつよいのか、
雇用について不安をおぼえる人もそこそこいるようです。

 

しかし、さいしょの章(借金を負うのでは?)でもお伝えしたように、
パソコン一台あれば起業できる環境がととのっています。

 

別に従業員を雇わずとも、起業が可能です。

 

「個人で稼ぐ時代が来た!」

と言われるとおり、個人で稼いで起業し、

「従業員は自分1人だけ」

という起業家が起業家全体の約3分の2を占めていて、
1人起業がスタンダードとなっています。

 

起業するのに、従業員は必要ない

 

従業員を雇わなくていいなら、
彼らの働く場所を確保する必要もありません。

 

自宅で経営をする起業家は、全体の62.8%もいます。

 

関連する不安に、

「やめたいときにやめられないのでは?」

というものがありますが、
これも1人起業なら解決です。

 

1人ならいつでもやめられますね。

 

起業をイメージだけで判断すると、人生損するかも?

以下ののデータを見るかぎり、
起業していない人にくらべて、
起業した人の「収入、やりがい、私生活の満足度」
は総じて高いです。

 

収入に対する満足度 仕事のやりがいに関する満足度 私生活の満足度

 

食わず嫌いでおいしいものを知らずに過ごすのがもったいないように、
食わず嫌いで起業の世界を遠ざけ、

定年まであくせく働き、時間と体力、ひいては人生を消耗するのは、
もったいとおもいませんか?

 

ひとたび起業の世界を知れば、

「なんだそういうことだったのか」

と、知ろうとしなかったから見えなかった情報ばかりです。

 

40代、50代の人にとっては、
「知らぬが仏」
の世界かもしれませんが、
30代ならまだまだ方向修正はカンタンですよ^^

 

ではでは(`・ω・´)ゞ

 

【参考文献】


あなたにふさわしいのは、
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